「やまびこカフェ2016年9月」第428回サルシカ隊がいく

投稿日: 2016年09月12日(月)10:56

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サルシカの拠点である「サルシカ秘密基地」は、三重県津市美里町の最深部にある平木という集落にある。
世帯数50弱。
住んでいる人は90人ちょっとの小さな小さな集落である。

その集落で、2014年10月5日から、毎月1回のペースでスタートしたのが、「やまびこカフェ」。
地域のみなさんの交流を目的としたコミュニティ・カフェである。

最初こそ、われわれサルシカのメンバーが積極的に動いて形にしてきたのであるが、今ではすっかり地域のお母さんたちが自分たちで運営をしている。
主催も、平木地区の活性化を目的としたグループ「平木やまびこ会」へと移った。
もはやサルシカは片付けや準備のお手伝いをする程度。

地域の人が地域を考え、それぞれに支え合う・・・。

スタートから丸2年が経過し、本当に素晴らしいカフェになってきたのだ。

>>2014年のスタート時の記事を読む。
「やまびこカフェの開店なのだ!」第276回サルシカ隊がいく

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実はやまびこカフェは、年に2回お休みをいただく。
8月と1月の2回。

だから実際には年10回の開催なのである。

8月と1月にお休みする理由は、暑すぎる、寒すぎる、というのもあるが、お盆と正月はお母さんたちがいろいろと忙しいというのが一番の理由である。

先月は8月でお休みだったので、2ヶ月ぶりの開催。
カフェ開催の告知、回覧板を出したのもずいぶん前である。

だいたい、休み明けは参加者が減るというのが、これまでのパターンである。

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しかも9月は稲刈りシーズン。
稲作をしている人は朝から田んぼだろうし、また微妙な空模様も大きな不安材料。

高齢者が多い集落なので、雨が降るとテキメンにお客さんが減るのだ。

だから、
毎回お母さんたちは用意する数量に悩む。
余るともったいないし、足りないのは申し訳ない。

そういえば、前回は参加者があまりに多く、3回も買い出しに走った(笑)。

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今回もお母さんたちはいろいろと食材を用意!
たまごやパン、コーヒーはスーパーで買ってくるけれど、野菜やくだものは、なるべく集落でとれたものを使う。
採れたて新鮮なものを出したいという思いもあるが、節約ということもある(笑)。

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もはや定番となったお母さん手作り看板。
毎回メニューを変えている。
その努力には恐れ入る。

いちじくのコンポートも、もちろんお母さんの手作り!!

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今回のモーニングセットはこんな感じです。
しつこいようですが、これで200円!
コーヒーのおかわりもできます。
暖かいお茶、冷たいお茶も用意されています。

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しかも!!
毎回何かしらのデザートがサービスで付きます!
今回は、ぼたもち!
こちらももちろんお母さんの手作り!!

あと大量のスイカもサービス!!
ぜいたくなカフェです。

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予想通り、休み明けのカフェは静かにスタート。
でも、これぐらいのほうが、みんなでゆっくりと会話を楽しめるね。

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この日は、サルシカの稲刈りイベントの開催日。
早くきた参加者の方々もモーニングを愉しむ。

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左官屋の小山さんも!
サルシカの稲刈りで天日干しをし、脱穀をしたあとのワラは、小山さんの壁土の材料に使われる。
残ったものはヤギのエサ。
無駄がなにもないのだ。

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モーニングはまだまだ続いていたが、サルシカの面々は稲刈りの準備。
次回は稲刈りの様子を紹介します!!!